卵がとろりと絡みトマトの酸味とチーズの味わいがクセになる
シャクシュカというよくバケットと一緒に食べるイスラエルの料理を知り、釜飯にしたらどうなるだろうと興味本位で試作してみました。はじめはおもいっきり失敗。トマトの粘度が高くお米に芯が残る状態になってしまったので、それならいっそのことアルデンテのレベルまで調節してリゾット風にしてしまえばいいのではないか。そう思っていろいろと試してみました。結果火加減で仕上がりは少し変わりますが、火が通り切っても、狙い通りアルデンテでもおいしい味になりましたのでレシピとしてUP。本来パンをつけて食べるのをトマトリゾットor雑炊として食べる釜飯です。ちょっと大変でしたが今となってはお気に入りの釜飯レシピの一つなのでぜひお試しください。
【材料(1合分)】
- 【A・シャクシュカ用】
- ホールトマト…200gくらい
- ベーコン…50gくらい
- ニンニク…ひとかけくらい
- パプリカ…半分くらい
- コンソメキューブ…1個
- 塩…ひとつまみ
- コショウ…ひとつまみ
- オリーブオイル…適量(炒め用)
- 【B・シャクシュカ仕上げ用】
- クミンパウダー…小さじ1/2
- ナツメグパウダー…小さじ1/2
- チリパウダー…小さじ1/2
- 【C・仕上げ用】
- 常温に戻した卵…2個
【作り方】
- Aを揃えてオリーブオイルでニンニクを炒め香りを引き出し、ベーコン、パプリカを炒める。
- ホールトマト、コンソメ、塩コショウを加えて汁気がなくなるくらいまで煮詰める。
- 煮詰まったらBのスパイスを加え軽く煮て香りを引き出す。
- ここで卵を落としたら普通のシャクシュカです。
- 出来上がった③を浸したお米を材料とともに釜(炊飯器)に入れて、水を85mlくらい加えて炊く。
- 炊き上がったら軽く混ぜて常温に戻した卵を入れて10分程度蒸らしたら出来上がり。
- トマトの粘り気でお米をきれいにアルデンテにしてくれる水の量は、私の釜では85mlくらいがちょうどよかったです。煮込み加減、環境によって異なるかと思いますので参考としてご覧ください。
- 分量等は自分の好みで作っているためちょっとした参考程度でご覧ください。
- 炊飯器でも炊けるよう分量を決めていますので大体炊飯器でも同じ分量で作れます(お好みで調整ください)
- 釜で炊かれる場合は固形燃料で炊いているため火力にはばらつきがあります。そのため炊き上がりの水の分量は参考までとしていただけると幸いです(基本調理量と食材全部合わせて一合分の水量になるように炊いてます)